たけちゃん

マイティ・ソー バトルロイヤルのたけちゃんのレビュー・感想・評価

4.4
チーム・リベンジャーズ結成!


タイカ・ワイティティ監督 2017年製作
主演クリス・ヘムズワース


行ってきました~、ラグナロク\(^o^)/
←ここはあえてラグナロクと……

まずは、何と言っても、予告編詐欺が回避されたことを祝いましょうwww( ˘ ˘ )ウンウン



なので、今回は音ネタ💩ウンチクンから始めよう!

めっちゃテンション上がる予告編で使われていたのは、Led Zeppelinの「移民の歌(Immigrant Song)」です。ε٩( > <)۶зヒャー、かっこいい!
これ以上ないっていうカッコ良さで使われてましたね。ちょっぴりどころか、ガッツリで、映画では前後2回も流れる~(≧∇≦)クゥ~



レッド・ツェッペリン(略称、Zep)は、1960年代末に登場したイギリスのバンドで、ブルースを基盤としながらハード・ロックからヘヴィメタルへの発展の橋渡しをした超メジャーバンドです。


エリック・クラプトンやジェフ・ベックも在籍した「ヤードバーズ」の三代目ギタリストだったジミー・ペイジが、解散寸前のバンドに新たなメンバーを集め、再出発したグループで、今となっては、神のようなメンバーでした。

1969年に出したデビューアルバムから、既に完成していると思われた、それはもうツェッペリンサウンドとしか言えない素晴らしい楽曲で構成されていましたよ!


映画で使われた「移民の歌」はサードアルバムのリード曲で、シングルカットもされました。
ターザンのような「あ~あぁ~あ~」というヴォーカルのロバート・プラントのハイトーンボイスがこれでもかと生かされ、それにドラムのジョン・ボーナムの重たいドラミングとジョン・ポール・ジョーンズのベースが絡むちょーヘヴィな一曲でした。
これで上がらないわけがない(๑•̀ •́)و✧


学生時代にロックバンドを組んでいたことは何回かカミングアウトしてますが(笑)、ビートルズの後にカバーし始めたのが、ディープ・パープルとこのレッド・ツェッペリンだったので、好きというより、もう体に染み込んでいる感じなんです。

今回、スコア4.4付けましたが、映画単体では1作目と同じ好き具合の4.3。それに音楽加点しての4.4なんですよ~。v(。・ω・。)vぃぇ^~ぃ




で、映画に戻ります(^-^)/


今回、マイティ・ソーは確実に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のヒットを受けて、作風をそちらに寄せましたね。コミカルでポップ( ˘ ˘ )ウンウン


オープニングから、あの「移民の歌」に乗せてソー無双が繰り広げられますゾー!ソーの場面のソーのカッコ良いことったら。全ソーの中でベスト・ソーです。←ソーソー五月蝿いwww



あの恰好いい予告とは真逆の、ハルクとソーの漫才予告のテイストだね、こりゃ。

でも、今回は明らかにそれが成功している!これ、ソー苦手な方でも気に入ってもらえるんじゃない?


ハルクとソーの相性の良さは、「アベンジャーズ」などの過去作でも実証済ですが、今回はそれをこれでもかと見せてくれます。ハルクとソーの旅は、もう、弥次喜多珍道中ですもんね~。



そして、ツンデレ弟のロキです。
えっ、もう、ロキってお笑い担当なの?ってほど笑かしてくれます!予告で使われた「サ~プラ~イズ」もそうですが、他もてんこ盛り。ただ、「アベンジャーズ」での悪役ロキはもういません。そこは寂しいけど、めっちゃ美味しいとこ持っていくので、ロキファンはお楽しみに( ˘ ˘ )ウンウン
←デモ、マダタクランデルヨ、カレハ


シリーズファンを楽しませるニヤリとするネタも多かったなぁ。アベンジャーズのジェットで逃げようとる時、パスワードが入らず、実は「サーファーくん」だったとか、ね。サーファー君、覚えてます?アイアンマンのトニーが、初めてソーたちに会った時の、彼への呼び名がサーファー君でした(笑)


今回は「シビル・ウォー」に出演のなかったメンバーでのチーム戦でしたが、このくらいがちょうどいいよね~。アベンジャーズはメンバー多すぎ。みんな、ガッツリ見せ場がありました!



今回、特に気に入ったのは、ヴァルキリー役のテッサ・トンプソンです。セクシー役でも何でもなく、とにかく強く、恰好いい役。僕の好きなキャラクター造形でした!ヴァルキリー隊の設定も良いなぁ。


もちろん、死の女神ヘラ役のケイト・ブランシェットも素晴らしい。ロード・オブ・ザ・リングのエルフ、ガラドリエル役で見たばかりだったので、その悪への変貌ぶりに感心しましたよ(๑•̀ •́)و✧


そして、ヘイムダルのイドリス・エルバですよ。
今回は門番ではないので、衣装も違う!
その風体は、「ウォーキング・デッド」シリーズのモーガン・ジョーンズか、はたまた、新作「ダーク・タワー」の番宣か(笑)、でも、カッコよくて期待しかない!本人は今作の役作りがとても楽しかったようだけど、こうやってアクションやりたかったんだろうね~( ˘ ˘ )ウンウン


という感じで、僕はそうとう楽しみました!
ラストはえ~って、なりましたけどね……。
ぜひ、らく~な気持ちで観に行ってくださいね。




ところで、映画とは関係ないけど、今日、映画館に70代だと思われる老夫婦がマイティ・ソーを観に来てて、おーっ、70代でこれ選ぶのか~と感動した!
うちも今日は嫁と2人で観に行ったんだけど、僕もそんな老夫婦になりたいものだなぁ…と思いましたとさ( ¯−¯ )フッ





最後にネタバレで、文句を2つ言わせてください!

まずは、地球のシーンで魔術師の彼が出てきますが、これ、必要でした?全く不要の設定で、逆に世界観を壊すので台無しでした!


2つ目、特にこちらが大きいんだけど、ウォリアーズ・スリーの扱いが酷くない?僕が彼らが大好きだから、余計に思うんだけど、あんなにあっさり死なせて、ソーとも絡まないなんて、酷いにも程がある!(ノ)`ω´(ヾ)

もっと見たかったゾー( ¯−¯ )フッ
ソーソー。



追記:2017年11.17 4DX3D吹替版にて鑑賞

ハルクがアズガルドで戦うシーンは濡れ過ぎでしょう。バッシャバシャかかりましたよ、水( ¯−¯ )フッ


追記:2018年5月3日 自宅BDで鑑賞

「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」を鑑賞したので、また、観たくなりました!

めっちゃ面白かったんだけど、軽くてコミカル過ぎて、マイティ・ソーの持つ威厳や強さがどんどん無くなっちゃったのは、やはり残念。
それでも、面白かったから、これで正解なのか?