安心と安全のマーベルクオリティ！！俺たちのマーベルがまたやってくれた！！前回『ドクター・ストレンジ』のレビューでも書きましたが、最近のマーベル映画は最低でも☆４は保障してくれますね。
今作は”強力な敵出現→敗北→仲間を集める→リベンジからの勝利”という所謂"王道パターン"で物語は進み、その中にマーベルの良さでもある、魅力的なキャラのコミカルで面白い掛け合いがとても上手く混ざっているため非常に面白い！！ヒーロー映画として燃えるしカッコいいのだけれども、その中にユーモアや笑いがあるとてもバランスの良い作りになっている。今作はマーベル映画の中でも笑いの要素が強く『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アントマン』に近いバランスですね。
そして今作を語る上で欠かせないのはロキの存在です！！ロキはもう最高でした！！笑いが起きるシーンには常にロキがいる、ドクターストレンジには穴に落とされ、ソーにはハメられ、ハルクの登場に恐れ慄き、ハルクにボコボコにさるソーをみてガッツポーズをとり喜ぶロキ、ホント面白いキャラになったなロキは（笑）クライマックスのヒロイックな登場シーンは爆笑もんでした（笑）
これはヒーロー映画ですので、我々が観たいのはもちろんヒーローがカッコよく活躍する姿ですよね。安心してください、ヒーローたち（ヴィランも）が活躍する姿は超カッコよくて燃えます！！そりゃあソーとロキとハルクが共闘するんんですよ？そんなのテンションが上がるに決まってるじゃないですか！！さらに今作から登場のヴァルキリーも女剣士として魅力的ですし、メインのヴィランである死の女神・ヘラ（まさかのケイト・ブランシェット様！！）はあの頭の角といいメイクといい、とても強そうであり、実際鬼強い、あのルックスは賛否両論あるらしいですが自分は好きです。カッコいいです。
また戦闘シーンでかかるレッド・ツェッペリンの「移民の歌」の歌詞は物語ともリンクしていて、意味のある選曲なのも見事でした。曲自体もカッコいいですし、戦闘のアゲ曲としてはピッタリ。
こんだけ上手くまとめ上げることができるのならば監督はさぞかし優秀な人なんだろう、タイカ・ワイティティ？誰だ？『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』の監督なのか、今作がコメディ寄りなのも納得。
マイティ・ソーの3作目としては申し分ない出来です。俄然『アベンジャ―ズ/インフィニティ・ウォー』への期待が高まってきました。来年の公開が待ちきれない！！
