『お前は何の神なのか?ハンマーの神か?』
「マイティ・ソー」シリーズ3作品目、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」としては第17作品目となる今作
新進気鋭のタイカ・ワイティティ監督がメガホンを取る。
あえて言おう。なぜ「バトルロイヤル」なんだよ!と
原題の「ラグナロク」でいいじゃねーか。これはファン全員が思ったはず。
さて、MCUでの異色ヒーロー「マイティ・ソー」は個人的にはあまり好きくないキャラなのです。
だって「神」ですよ?他のヒーローと違い過ぎて違和感ハンパない。
さらに単独の前2作品もなんか盛り上がりにかけてハマらない。(無駄にダークな雰囲気がね)
と思ってたので、今作も不安だったが、そんな不安は杞憂に終わった。
監督が変わると同じキャラでもここまで映画って変わるんだと、非常に感心してしまう。
終始、明るい雰囲気とコメディー路線、バリバリ戦闘に特化(恋愛なし)した作風はMCUにはピッタリだと思う!
アベンジャーズでの取り扱いの難しいソーとハルク、この2人を上手く使って演出していることも素晴らしい。
ソーが手も足も出ないヘラ(強すぎて草w)
ケイト・ブランシェットはさすがの貫禄というか役作りが上手いよね、完全にハマり役
今作でソーは色々な物を失って、覚醒する話なのかな。
(親父、ハンマー、髪の毛、右目)さらに、お縄について電気ショックを浴びまくる姿ワロタw雷様呼ばわりwサンダーじゃなくて、ライトニングなのかな?
ラストで親父に皮肉られて(冒頭のセリフ)、雷神として覚醒するも、ヘラに敵わないソーの体たらく。嫌いじゃない。
ハルクはハルクで言葉喋ってんじゃんwちょっと可愛い、いやキモい。
今作にもスタン・リーが登場、変な機械でソーの髪切る重要なキャラですね、はい。
とにかく、130分という長尺にもかかわらず、終始笑いと戦闘とネタをぶっ込んでくるノンストップアクション映画に仕上がってます!超オススメだね!
来年はついに「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」が公開
2部作らしいけど、この「マイティー・ソー バトルロイヤル」からの繋がりが結構重要そうですね。
(ヘラの生存、宝物庫のインフィニティーストーンの行方など)
余談…この作品、全セリフの80%以上が、現場のアドリブだったという・・・マジかすげーなw