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マイティ・ソー バトルロイヤルの地球へのレビュー・感想・評価

4.2
神々の戦いを描いたマーベルコミック『Thor』の実写映画第3弾

これまでは兄弟ケンカ(兄vs.義弟)であったが、今回は姉弟ケンカとなる。
死を司る女神ヘラが今回のヴィラン、兄弟の父である王オーディンよりも強い、おそらく史上最強の女神が現れる。
ヘラは自分を幽閉したオーディンに恨みがあり、父が征服した9の世界以外の世界(全世界?)も征服しようと復活した。

オーディンの息子であるソー(Thor)はヘラの企てを阻止しようとするが、強すぎる、力の差がありあすぎた。
義弟ロキ、アベンジャーズの戦友ハルクと、かつてヘラに倒された女戦士の生き残りも加えてリベンジャーズ(復讐チーム)を結成、再びヘラに戦いを挑む。

敵の敵は味方として義弟との共闘は理解できる。
ハルクの復活(「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」以来の)は大歓迎である、アベンジャーズ最強の戦士の復活です。

原題の「Ragnarok(神々の運命)」は、北欧神話における「終末の日」を意味するそうです。
終末の日(神々の戦い)を迎え、次の物語(「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」?)へと続くところで映画は終わる。

「マイティ・ソー」は本作品で完結するそうですがまだまだ映画は続きそうです、お楽しみは続きます。

本作品の冒頭でソーは魔法使いと出逢いますが、このシーンは映画「ドクター・ストレンジ」のエンディング(オマケ?)の続きでした。
ドクター・ストレイジも特別出演してお祭り騒ぎの映画でした。

三戦士のホーガン(浅野忠信)があっさりと殉職(戦死)するのは残念でした、もう少しネバってほしかった・・・

もしかすると、邦題「バトルロイヤル」はこれからの3姉弟の果てしない戦いを示唆しているのでしょうか・・・


2D・吹き替えにて鑑賞
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