勝ったのは農民だ

マイティ・ソー バトルロイヤルの勝ったのは農民だのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

熱烈なMCUファンの友人から『アベンジャーズ/インフィニティー・ウォー』を観るように勧められました。
その鑑賞前に予習として今作を鑑賞しました。

自分はMCUシリーズを観るのが、これが8作品目。マイティ・ソーのシリーズに関しては初めてです。

やっぱり、つくづく思うのですが、時間に余裕があって、MCUシリーズを順番に見て内容をしっかり把握した上でこれに出会いたかったです。

マイティ・ソーのシリーズ全てがどうかは知りませんが、今作に関してはあまりにもコメディ要素が強すぎます。
主人公のソーが事あるごとに拘束されて、全然強いと思えません。

キャストはかなり豪華です。
この間、『ロストワールド/ジュラシック・パーク』を見返したばかりなので、ジェフ・ゴールドブラムを立て続けに観ることになるとは思いませんでした。

あと、自分の大好きな『クリード/チャンプを継ぐ男』のヒロイン(テッサ・トンプソン)がヴァルキリー役でした。
ケイト・ブランシェットが悪役のヘラを演じていますが、結構、アクションもしています。


ただ問題は、後半ぐらいまで、つまり自分がこの映画の世界観に入り込めるまで、これらの役者さんがコスプレしてるようにしか見えませんでした。
セットやCGの制作費・役者のキャスティング料も相当高いんでしょうが、それに反して何故か安っぽく感じました。

逆に、戦闘シーンではないソーとブルース・バナーの漫才みたいな会話のくだりが笑えたり、ロキが岩の奴に助けられて、あの場所から抜け出す際の会話があまりに早すぎて笑ってしまいます。

主演のクリス・ヘムズワース。肉体づくりは仕上がってますね。それと、ソーは短髪のほうが絶対似合っていると思います。

色々言いましたが、要は「悪い姉・弟を持つと苦労する」という話でした。