けいすけ

マイティ・ソー バトルロイヤルのけいすけのレビュー・感想・評価

4.1
監督はニュージーランドのタイカ・ワイティティ。
今作は『マイティ・ソー』シリーズ第3作目。
話の内容は今までよりもヘビーだが、監督がコメディアンであるせいか、今までの2作と違ってかなりコミカル。
面白かったし、映画の終盤が『インフィニティ・ウォー』につながってる感があり、先が見逃せない。

設定は『エイジ・オブ・ウルトロン』のソコヴィアの戦いから2年。
『キャプテン・アメリカ シビルウォー』でアイアンマンとキャプテン・アメリカが対立している頃、その場にいなかったソーとハルクが何をしていたのかがわかる。
ドクターストレンジも冒頭に登場している。
ハルクってあんな喋れたのか笑、という感じ。

北欧神話にも出てくるラグナロク=「アスガルドの終末」を止めるため、ソーは炎の巨人スルトに捕らえられていた。ムジョルニアを振り回しその場をかいくぐり、アスガルドに戻るところから始まる。
今作ヴィランは「死の女神」であり、ソーの姉でもあったヘラ。ヘラとはギリシャ神話での女神の名前だが、北欧神話にはヘルという死者の世界を支配する女神もいるのでこちらから来ているのか。
ヘラによって無残にもムジョルニアを破壊されてしまうが、ソーの雷神としての素質が覚醒する。さらにハルクやロキも共闘する場面もあり、話が一気に進展していく。
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