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さらば青春の光のmasaのレビュー・感想・評価

さらば青春の光(1979年製作の映画)
4.2
ス、スティングがかっけぇ!
この頃のイギリス若者文化について勉強になった。

ザ・フーのロックオペラ、アルバム『四重人格』が原作。
ジミー(フィル・ダニエルズ)はモッズ族に属している。
イタリア製のランブレッタやベスパのスクーターに乗り、超細身のスーツを仕立て、毎晩のようにクラブでクスリをキメて仲間と踊っていた。昼間は郵便局に勤めていた。

このモッズと敵対する、当時のもう一つのライフスタイル支持者、大型バイクを乗り回すロッカーズと日々仁義なき戦いを繰り広げている。

いきがっているジミーがなんだか悲しいが、まっすぐにモッズとして生きている。
ある週末、大規模な暴動が予想される南東部のブライトンに意気揚々と出かけていくジミーだったが……

細身の三つボタンのスーツ、ミリタリーパーカー、多数のミラーで装飾したスクーター、R&Bやソウルなどのアメリカ黒人音楽、イギリスのロックバンド、ザ・フーなどのこの時代のモッズのアイテムがいろいろ出てきて最高に興味深かった。

ラストがもうなんとも言えない。
モッズ映画の名作ではないでしょうか。
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