幕のリア

さらば青春の光の幕のリアのレビュー・感想・評価

さらば青春の光(1979年製作の映画)
3.6
音楽物継続レビュー。

大学ん時以来の鑑賞。
モッズに対する憧れはあったけどパンクもジャンクもプログレも歌謡曲も平たく好きな雑食野郎だったので、三つボタンまでは着ようとは思わなかった。
松田優作「探偵物語」の影響もありVespaに乗りたかったけど、初めてスクーターに乗った時にウイリーして死にかけたのでバイクには乗らなかった。
そもそもモッズの世界を教えてくれたのは、昨年デビュー30周年を迎えたザ・コレクターズ。
彼らはこの映画の直撃世代にあたる。

若気の至りムービー。
フーの"四重人格"とシンクロする筈の内面描写も映像表現の妙も音楽の使い方も秀逸とは言えない。
音楽、ファッション、バイクに興味無い人は見なくていいと思う。
それでも60年代のモッズとロッカーズをフィルムに焼き付け、貴重な時代風俗の記録であると思う。

改めてBGVにしかならん内容を再確認(^^;;

ブライトンの街を縦断して繰り広げられる大乱闘は壮観。

〜〜

役名エースで登場するスティングはポリスでデビューしたばっか。
クラブで初登場するシーンが大してカッコよくないのが悲しい。
その後のジミーのダンスとデンジャー松永以上のバルコニーダイブが余計に映える映える。

クラブに貼ってあるヤードバーズLIVEのフライヤー。

カフェにプロレス興行のポスターが。
ビル・ロビンソンではなかった。
調べてみるとヨーロピアンチャンプになったのがこの時代のようだ。
幕のリア

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