何だろ巧く表現出来ないけど、不思議な緊張感に包まれた作品だった。
インディとメジャーの間を行くアメリカ色満載の作品。アメリカ在住時には良くこういう作品観に行ってたなと妙に懐かしくなってしまった。
何て事ないシナリオ、些細な犯罪の連鎖が繰り返させられるただ一晩の物語。エレクトロ調のBGMもバッチリ嵌まってるけど独特のB級感。エンドロール時に流れるトラックもヴォーカル、イギーポップだし。
傑作では無いがよくぞ日本公開してくれたと思える作品。まぁ、カンヌ選出作品だし、監督のサフディ兄弟もTIFFグランプリも受賞している経緯もあるのでしょうが。