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米軍が最も恐れた男 その名は、カメジローのmiのレビュー・感想・評価

3.5
いかにも報道特集のワンコーナーのような設え。と思ったら監督はTBSのアナウンサーやってた佐古忠彦さん。
いつのまにかプロデューサーやディレクターまでやってるとは。
これはいかに問題意識をもって職務を果たしていたかということの裏返しで、アナウンサーの鑑といえよう。
本作の主人公カメジローは、文字通り不屈の精神を携えたリーダー、真の政治家、カリスマと言えるような人物であり、歴史はやはり点と点を結んだ線で形成されていることを痛感する。
戦後の時代のことを昔と捉えるには早すぎる。
今後沖縄の基地問題の話題を目にするたびにそう思うことだろうと感じた。

しかしながら映像作品として、2時間近くほぼナレーションぶっ通しは正直シンドイ。
さながらブレイクなしの真夏のマラソン。
今月公開の次作も気にはなるが。。
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