きょる

少女ファニーと運命の旅のきょるのレビュー・感想・評価

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)
4.0
ナチスドイツ支配下のフランスからスイスを目指したユダヤ人の子供たちの逃避行を描く実話

あどけない子供たちがキャッキャウフフとはしゃぐシーンに、ここまで心休まる映画は初めてかもしれない。
そのくらい彼女たちは駆け抜けていく。

時代背景はちょっと不親切かもしれないので、所々分かりにくいかもしれません。
でもそれは当事者である子供たちも同じこと。
ユダヤ人をやめたら逃げなくていいんでしょ?

子供たちの演技は素晴らしく、音楽もとても良かったなぁ~
エンドロールに流れる歌声は胸に響きます。
ジャケットには“感動の物語”とか書かれていますが、こういう題材に感動を押し付けられるのは苦手です。
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