コーディー

少女ファニーと運命の旅のコーディーのレビュー・感想・評価

少女ファニーと運命の旅(2016年製作の映画)
3.9
1943年ナチス支配下フランス、強制収容から守るべく親が託したユダヤ系の子らを匿う児童施設。迫るドイツ軍の追っ手から転々とするうち大人と逸れ孤立した9人の子供達のスイス国境までの命懸けの旅。
逃げる理由も理解しきれないぐらいの幼い子や恐怖を押し殺しリーダーとして皆を率いるファニーなど愚かな蛮行が小さな体に背負わせた過酷な運命‬。

‪映画の中では9人やけど実際は17人だったらしく、たった13歳のファニーが自分もどうしていいかわらない状況の中で幼い子らの面倒を見ながら判断にも迫られるという、、重過ぎる実話。空腹や疲れに苦しみながらも親との再会を希望に前だけ見て走る姿に胸が締め付けられた。‬

‪児童施設のマダム・フォーマンや先々で細やかでも手を差し伸べようとする人たちの存在。危険を承知で狂った時代に静かに抵抗する普通の人たちの戦争。銃を持たずともこういう人たちの想いが時代を切り開く力になるんやなって。‬

重い映画の中にあって子供たちの笑顔が一際輝いて見えたし、皆んな可愛かった!