LouisSato

ロスト・イン・パリのLouisSatoのレビュー・感想・評価

ロスト・イン・パリ(2016年製作の映画)
3.5
paris pied nus(邦題ロストインパリ)見てきました。

全編可愛かったです。

寒い寒い英語を話すカナダで、ヒロインがいて、偶然、パリに住んでいる年老いた叔母さんが少しボケてきてることをしり、これは心配だ!とリュックひとつで、憧れのパリで訪問をするが、様々な事件に巻き込まれて行くストーリー。

ウェスアンダーソン監督を彷彿とさせて、シュール、かわいい、シュール、と全編ファンタジーというか寓話の世界でした。
年老いた叔母さんが有名なフランス人女優で、英語を話すカナダ人の役なのに、絶対に英語をふだん喋んないなこりゃって確実にわかるひどい英語も、寓話だから笑えます。笑

ヒロインとヒーローは、実際に結婚していて、だから息ぴったりなんですね。
どっちもダンスや道化師などをやっているそうです。
ヒロインは普通の子の役で、ヒーローはホームレス役なのに、一発で服の上でもわかる、一切無駄のない体!
普段の生活の中では決して筋肉がつかないはずのところが、ボコボコっと筋が付いていたから、最初はバレエ出身の2人かなと思っちゃいました。
やっぱりダンスの体は美しい!

叔母さんと昔恋人だった男の、ベンチでのダンスは、とっても良かったです。
私も足が動きそうになりました。笑

なんじゃこりゃなエンディングでしたが、短いわりにはよくまとまっていて、割と幸福感いっぱいで映画館をでました。
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