我々の日常生活でも仕事でも娯楽でも。いくらも新しいテクノロジーが入ってきてるけど、お葬式はずっと変わらないというか。
今どきの若者でも、いっぱしの引きこもりでも、キャリアウーマンでも。いざとなれば その古いしきたりに組み込まれるのも、見ようによっては滑稽だったり。
昔から 葬式をテーマにした映画、コント、いろいろあるわけで。
でも 今作は単なる“お葬式あるある”なコメディではなく。
ある種 新しくも古めかしい家族のつながりを提示してくれてたと思います。
今の邦画に於いて十分に佳作と言える作品でしたよ。