しゅん

おじいちゃん、死んじゃったって。のしゅんのレビュー・感想・評価

4.0
「おじいちゃん、死んじゃったって。」
電話を受け取った吉子のセリフから始まるお話。
人が亡くなれば当然悲しいです、でも家族には悲しみを一旦置いといて やらなければならない事があります、そうっお葬式です。
おじいちゃんの家に集まった親戚一同の面々はそれぞれ個性的、それぞれの家庭にもちょっとした問題なんかもあってドタバタ楽しい、なんだか自分の親戚の顔が思い浮かんできそうです。

そんな中ひとり吉子はモヤモヤを抱える。いろんな感情をひとまとめにしたようなセリフ「全部ゲロの味になっちゃうんだよ。」は上手く捉えてて秀逸なセリフだった。
20代前半の頃 似たような事思ったことがあったのでズバってきた。

出てる役者さんも好きな人ばっか
光石と岩松の兄弟役なんてめっちゃ良い、居そうな感じ、ブリーフで寝てるとこなんてうちの親父かと思ったよ。それに加えて年の離れた妹は水野美紀 ノースリーブが似合いすぎ。
若手の人も負けじと活躍、主人公の岸井さんは言わずもがなモヤモヤ雰囲気バッチリ、いとこ役の小野さんと岡山さんも良かった。

あるあるーって笑えて、そうだよなーってジーンとくる。そんでもって やっぱり楽しい、この作品 好き
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