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ガールズ&パンツァー 最終章 第1話のCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

4.0
【いきなり、ダンケルク】
2年前、アニメオタクだけでなく映画ファンを夢中にさせたクレイジーアニメ『ガールズ&パンツァー』。その新作が公開されていると知り、TOHOフリーパスポートで観てきました。

最近のアニメ映画にありがちな50分シリーズもの。こんな短い尺なら映画館でやらなくても、、、と思ったが、ガルパンに関しては寧ろ良い尺だった。

本作は50分という枠を最大限活かして究極のエンタテインメント作品にしようとしている。

50分しか時間がないので、いきなりステーキよろしく、いきなり『ダンケルク』な状態から話は始まる。袋のネズミとなりながらも闘うガールズを主観による演出で、またズンと重い砲撃の咆哮に、まさしく大洗のガールズ達と共に闘っているような臨場感がある。

そして、ストーリーは『ソーシャル・ネットワーク』方式、息継ぎする間もなくガールズ達が食い気味に会話をする。最早会話も戦車戦、言葉のドッジボールだ!大洗のヨハネスブルグ?Понятно?総天然色?もはや、ストーリーがよく分からない。ただ言えるのは、ある一人の女子の留年を阻止すべく、戦車で闘う話だということ。そして、サイコーに面白いということ。

終盤、戦車戦になるとブラピもジョージ・C・スコットも真っ青な戦車の使い方にオーイェー!フッフーと興奮している。そして、気がついたら映画は終わっており哀しくなる。これは第2話も観ないとと思ってしまった。

P.S.主観演出は戦車戦以外ある。まるで『ハードコア』みたいな躍動感あるな、、、と思ったら、あまりに狂ったシーンが挟まれており大草原不可避でした。擬似○○○、、、どうかしているぜ!
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