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映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活のOhuのレビュー・感想・評価

2.4
妖怪ウォッチは無印、2の本家、元祖、真打の本編だけはやり込みました(バスターズは嫌いなので未プレイ)3は出来が頗る悪く、スキヤキだけ軽く触った程度。正直言って2作目の時点で親父ギャグ妖怪のネタ切れ感が半端なく、メリケン妖怪やイナホが主人公になってからは新バトルシステムなど全然面白くありませんでした。日野のコンテンツが死にかかったら時代設定をスッ飛ばすやり方はガンダムAGE(未視聴)でもみられましたが、妖怪ウォッチにも漸くその転換期が訪れたようです。ケータの時代から30年後という設定でケータの娘ナツメが主人公に切り替わり、幼馴染みのトウマと、祈祷師一家のアキノリと続きますが、どれもエンマ大王や下臣のぬらりひょん、蛇王カイラ、不動明王などなど、メインのイケメン妖怪に食われ気味でゲゲゲ一味もゲスト出演しているので、更に影の薄い存在に。新シリーズのシャドウサイドは未視聴ですが、来年switchでリリースされる4を前にした“掴み”としては脚本やアピールが少しが弱いのでは?と感じました。このシリーズに魅力を感じる点は長野拓造氏が手がけるユニークな妖怪たちの数々。ゆるカワ〜眉目秀麗なキャラまで子供心をくすぐる計算高いデザインが興味深く、色使いや線が綺麗です。長野氏のブレないコンセプトデザインがシリーズ強みでしたが最近はちょっとイケメンに偏っているような気も..本作で脱カワと化したウィスパー(改め臼田)やジバニャンとコマさんのレギュラー妖怪のリファインは流石といった感じでした。今は妖怪ウォッチワールドにドハマりしていますが(アルパカ7級)既にガシャゲーと化しているので、4までの繋ぎとしてほどほどに楽しみたいと思います
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