TVアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ」の劇場版3部作の第1作。
神聖ブリタニア帝国皇帝の第11皇子ルルーシュは、何者かに母を殺され、妹は巻き添えになり、歩く力と視力を失う。そして、父皇帝に国を追われ、妹とともに日本に送られた。
皇暦2010年、地下資源を巡る争いから戦争が勃発し、日本は神聖ブリタニア帝国に占領され、国名すら奪われ、「エリア11」とされた。
その7年後、自分達を顧みず戦争を引き起こした父と帝国に復讐を誓うルルーシュは、出会った少女C.Cから何人をも従わせることのできる「絶対遵守の力」を授かり、その力をもって神聖ブリタニア帝国に戦いを挑む、、、というお話。
TV版は非常に名作です。
わかりやすくいうなら、「デスノート」+「ガンダム」みたいな感じ。
本作も良いですね。
「劇場版 機動戦士ガンダム」のようにメインストーリーとして外せないところを綺麗に切り取り、1話完結なサブストーリーを切ったり、ダイジェストにしたりして、上手にまとめています。
未観の方でも十分に楽しめると思います。
TV版のテイストはほぼそのままで、主役のルルーシュの悪人(笑)ぷりもそのまま。
本作の一番の山場は「ナリタ攻防戦」ですが、「紅蓮弐式」のシーンや「藤堂と四聖剣」のシーンなどのTV版の胸熱展開はまるごと活かしてます。
冒頭やラクシャータの登場などの新しい書き加えたシーンも良し。
ただ、終盤になるとかなり駆け足になります。
それでも、十分楽しめます。
続編も非常に楽しみです。