完全にファン向けの作品で、大のイエローモンキー好きとしては見応えのある一本だった。
爆音で聴くイエローモンキーはやっぱり鳥肌が立つ。
再結成後の華やかなロックンロールスターな映画かと思いきや、50を過ぎてからもロックスターで居続ける事のハードさを物語っていた。リアル。
楽曲で言えば峠のような映画。
前作のパンドラ同様中々ヘヴィとも言える。
イエローモンキーの歌の中には家族 血を彷彿とさせるものが感じられて、そこに焦点が当たっているのはよかった。
エンディングで新曲が聴ける喜びはイエローモンキーならでは。エマ作曲に驚き。結構良かった。
でも個人的には ファンとしては
アングラに行って欲しいーーーーー
4000粒の恋の唄とか
未発表の毛皮のコートのブルースとか
生々しくってどろどろした紫の空が似合うような楽曲が聴きたい。
今やったらめちゃくちゃかっこいいと思うんだけどなぁ。
独りよがりの悟りを決めたレインボーマンになってくれないかな。
アバンギャルドで行ってよベイベー
みんなのイエローモンキーでもいいけど、物足りねー
それでもロマンティストテイストはやっぱり最高でした。
