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オトトキのエリのレビュー・感想・評価

オトトキ(2017年製作の映画)
4.5
当時観てから随分経つので、自宅で再鑑賞してから書きたかったけど…愛ゆえに面倒くさい感じになりそうなので簡潔にまとめる。(予定)

この作品には、吉井さんの声が出なくなってしまったフェスでの様子が収められている。
当時、不参加だったのでファン速報で知った時も驚いたけど映像で観るとなかなかショッキング。
(そんな中、ステージもオーディエンスもあたたかくて泣ける...)

というのも、吉井さんがソロ初期からしばらくのあいだ奮闘した喉にまつわる苦悩、そこを越えていく瞬間...それらを長年見たり体感して、当時の絶好調な様子を知っていたからこそ突然のハプニングに本当に驚いた。

(2018年の久々のソロライブでは、いつもの伸びやかな声が聴けて安心した。この状態へ戻るまで、なかなか長かったように感じる)

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ドキュメンタリーではいつもの姿と、普段表には見えないそれぞれの姿が沢山映されていた。
それぞれが家族への思いを語り、バンドそのものが家族同然の存在であることへうまく結びつくような流れになっている。(何度も泣かされた)

イエローモンキーは、もう一生解散しません!

その言葉にもやっぱり涙が出てしまう。

再集結前、時は震災後の吉井さんソロツアー。
ツアー中、イエローモンキーの楽曲がこれでもか!と披露された。
もう二度と聴けないと思っていた楽曲の嵐。

その時の思いも本作で語られていて、分かってはいたけど...これまた涙が止まらなかった。

『ラママで演奏するイエローモンキーを観てみたい』、そんな長年の思いをサクッと叶える施しまであったりして「なんちゅードキュメンタリー映画だよ!!!」とビックリした。

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THE YELLOW MONKEY。
まともな曲からおかしな曲まで、各種揃っているのですがぜひ最初はまともな曲(シングルとか?w)から聴いてください!ちょっとイイかも?と思ったら、ぜひ変な曲へどうぞ!!!

そしてオトトキを観て楽しめたら、過去のライブをどんどん遡って共に沼ろう!(?)
ファンになった頃、どの時代の吉井和哉を見ても同一人物と結びつかなくて笑ってしまった。
若い頃の吉井さん、秒単位で計算されたような野性剥き出しのギラギラが凄いと思うの...
(現れた瞬間毎度「ちょ...佇まい...!!!」って言っちゃうくらいには今もすごいんですけどね!)


ずっとずっと、音楽を続けてその荒波の中で生きている吉井さんって凄いなぁ〜〜と鑑賞しながらしみじみ感じたのでした。

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結局長ぇ!何が簡潔じゃ!幽霊部員(?)ですが今年もよろしくお願いします!
下書きのまま止まってて、この『オトトキ』が2017年最後に観た作品でした。オトトシじゃねえか!

2018年はとってもスローペースで68本鑑賞。記憶ほぼ無しクソ雑レビューで何とか2019年リアタイレビューに突入出来たらいいナ
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