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バーフバリ 王の凱旋のikumuraのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
3.5
そういえば友達に激推しされてたなってことを観てから思い出したんだけど、
実に3年越しの鑑賞。
なんじゃこりゃwww面白いwww

ヴィラン(悪役)がちゃんと強くて素手で戦ってくれるのが良いね。
ある意味精神面でも一貫した強さがあって、主人公たちと鏡の裏表。
その領域に至らない面々の人間臭さも話に彩りを添えてて、
まさに神話的世界という感じがした。

しかしあの、国母が執り行う火の儀式の凛としたカッコ良さ、
バーフバリのありえない有能さ(戦士としてだけじゃなくリーダーとしてもエンジニアとしても完全無比)、
正義に殉じるがゆえの親子・嫁姑の葛藤
(リア王と同じで、もうちょいテキトーにすれば、、と思ってしまう平凡な自分😂)、
スローモーションで魅せるチャンバラ、
などなど、どれも大袈裟なんだけどクセになる。
これまた神話的世界ならではなんだけど、これを現代でグローバルに響く
(といっても僕の思うグローバルってそんな広くないのかな)
物語として成立させているのがすごい。

この第二部だけでも楽しめるよ、と言われてこっちだけ見たんだけど、
第一部のレビューを見て、そちらの謎が第二部で解き明かされる感じを楽しむのもよかったかな〜と思った。

そして、インド映画といえばボリウッドと思っていたんだけど、
ボリウッドはムンバイを中心にしたヒンドゥー語・ウルドゥー語の映画産業で、
バーフバリはインド南東部のテルグ語映画なんですね。
この魔力、さらに引き込まれそうだ、、
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