「伝説誕生」の大仏建立のところで、エンヤコーラのお祭り感で、バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! ってなったけれど、実は私は大勢の人が一つになって声を合わせて熱狂するのは好きじゃなかったんだと思い出し、本作を楽しめないんじゃないかと心配した。
でも、そういう場面はなく拍子抜け。私の好みはともかく映画的には、バーフバリ! バーフバリ! バーフバリ! の場面が必要だったのでは。
前半の活劇感は楽しかったし、クライマックスのなんじゃこりゃっていう景気の良さも笑っちゃったし爽快で楽しかった。
「人がゴミのようだ」の場面とか空飛ぶタイタニックとかキャプテンアメリカばりの盾使いもおもしろかった!
シヴァガミ様とデーヴァセーナ、気ぃ強すぎ。全ての元凶はこの二人の気の強さにあるのでは。
しかし、女に導かれて滝登ってきて父親の話を聞かされただけの青年では、積年の思い抱えたバラーラデーヴァの相手としては本当は不足だよね。バラーラデーヴァとデーヴァセーナの積年の恨み直接対決をさせてあげたかった。
劇場では最後、拍手が起きてました。
字幕翻訳: 藤井美佳