こ、これは、マッドマックスを超えた作品に出会ってしまったかもしれない…
これ以降、
「バーフバリのような迫力」とか、「バーフバリくらい凄まじい」とか、映画評論をする上でそのタイトルが"形容詞"として名を残すであろうと確信を持って言えてしまいます。
今までどれだけの作品が"形容詞"となってきたかを考えれば、今の時代に、バーフバリの開いた扉がいかに偉大なものであるかが分かるのではないでしょうか。
前編を見て、ロマンス重視の脚本と、あまりにも安っぽすぎる南インドならではのVFXに流石に高評価を付けることが憚られましたが、後編は、圧倒的なまでにそのレベルを上げていたのです。
バーフバリ祭りに狂う人たちを見てきて、いくら映画好きと言ってもそこまでではないだろうと正直、高を括っていたのですが、いやはや、これはお祭りを催したくなる気持ちがよーく分かりました。
爆音上映のチケットが取れず、仕方なく通常会に参じてきましたが、これ、爆音じゃなくて正解かも笑
（爆音だったら、途中で私の耳は麻痺していたでしょうからww）
初めから終わりまで、とにかくマックスなテンションを途切れさせることなく、アドレナリンは出まくりの超高血圧映画でした。
HPがかなり消耗して、帰りのエレベーター内は息もできないほどの沈黙でしたから。（って、エレベーターはだいたい沈黙か！笑）
きっと沈黙を決め込んでるみなさんの脳内では、バーフバリ！バーフバリ！って爆音で連続再生されていたのでしょうけれど。
だいたい「高血圧な映画」って、そんな表現聞いたことないですわ。（自分で言ってるだけなんですけどね）
日本版は終盤の30分ほどが削られ短縮されたとは聞いておりますが、なんですか！あの終わり方は！！！
エンドロールなし！音楽ぶつ切りで停電でもあったのかと思いました。急に劇場内が明るくなって「え〜終わったの？？？」と会場にどよめきが…
でもそれもまた一興です。
とてもとても、思い出に残る映画鑑賞となりました。
p.s.それでもやはり、マッドマックスは最高ですと一応補足をしておきます、はい。
