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バーフバリ 王の凱旋のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.7
遥か昔、インドに栄えたマヒシュマティ王国。自らが伝説の英雄バーフバリの息子であることを知ったシヴドゥ(プラバース)は、父の家臣カッタッパ(サティヤラージ)から、裏切りによって命を絶たれ、王座を追われた父の悲劇を聞かされる……。かつて、カーラケーヤとの戦争に勝利を収め、国母シヴァガミから王位継承を託されたアマレンドラ・バーフバリ(プラバース二役)は、自らが治める国を視察するため、忠臣カッタッパと共に身分を隠して旅に出た。
その途中、クンタナ王国の国王の妹デーヴァセーナ(アヌシュカ・シェッティ)と恋に落ちるアマレンドラ。
だが、王位継承争いに敗れたバラーラデーヴァ(ラーナー・ダッグバーティ)が、アマレンドラとデーヴァセーナの仲を裂き、アマレンドラを王座から引き摺り下ろそうと邪悪な陰謀を企んでいた。
やがて、王位を奪ったバラーラデーヴァは、アマレンドラと生まれたばかりのその息子を亡き者にしようとする……。
父アマレンドラはなぜ殺されなければならなかったのか?母デーヴァセーナはなぜ25年もの間、鎖に繋がれていたのか? すべてを知ったシヴドゥは、マヘンドラ・バーフバリを名乗り、暴君と化したバラーラデーヴァに戦いを挑む!
大ヒットした「バーフバリ伝説の誕生」の続編。
今回は、主人公シヴドゥことマヘンドラ・バーフバリの父親アマレンドラ・バーフバリと兄バラーラデーヴァの因縁、アマレンドラ・バーフバリと妻デーヴァセーナの強い絆、マヘンドラ・バーフバリと暴君バラーラデーヴァの戦いが、描かれる。
とは言うものの、3分の2はアマレンドラ・バーフバリのエピソードが描かれるので、肝心のマヘンドラ・バーフバリと暴君バラーラデーヴァの戦いが急ぎ足になった感じはするけど、前作よりパワーアップした牛の角に火を付けて突進させたり、川の水を使って敵の軍勢を押し流すなど奇想天外でパワフルな合戦シーン、アマレンドラ・バーフバリとデーヴァセーナが二人組みで弓で次々に敵を倒したりバーフバリの並外れた力で多勢に無勢の軍勢をぶっ飛ばす格闘アクションは健在だし、これを踏まえて前作のシヴァガミがマヘンドラ・バーフバリを命懸けで守るシーンなどがさらに感動するバーフバリ伝説完結編として面白いバーフバリ続編。
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