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バーフバリ 王の凱旋のFutosiSaitoのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.1
 父バーフバリがなぜ死んでしまうのか、前作からの疑問が解けた。
 無敵の王バーフバリの活躍や、民の王たる行いの数々が長く続き、どうなることかと思いきや、息子シヴドゥの物語へとつながっていく。
 構成は度外視。
 その力技も気にならないくらい、見どころのてんこ盛りだった。
 いい意味で思考を停止させる、有無を言わせないエンターテインメントだった。
 だが、様々な歌詞は深く、比喩も高尚というところにインドらしさを感じる。
 ヒンズーの神々が身近に存在する国だ。
 そして、何度でも言うが、風景のスケールが凄すぎる。なにせゾウもトラもいる大陸だ。
 この度、インドの最新人口(2017年版)を見たら、13億3900万人!国連によると2024年に中国の14億3600万人を抜くらしい。
 この数字、どちらも凄すぎ。
 かつて『ムトゥ踊るマハラジャ』がインド映画を広く世に知らしめる作品となった。
 だが、この映画は新たなインド活劇を見せつけるエポックメイキングとなった。
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