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バーフバリ 王の凱旋のdeenityのレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.0
バーフバリ二作目。前作の後編というのか過去編というのか。とりあえずあらすじはありますが、前作を見ていたからこそアガって楽しめた部分は多少なりともあるので前作は見ておくことは推奨しておきます。

やっぱりこのバーフバリシリーズの大好きなポイントは恋にときめくシーンだと思うんですね。前作のミュージカルで音楽に合わせて恋に落ちていくのも素敵でしたが、今作の戦いの中で恋に落ちていくシーンもなかなか粋です。
何すか、あの回廊で敵に追い込まれながらも救世主のように現れ、それはいいとしてもその後の弓さばき、射方をレクチャーし共闘。めちゃめちゃカッコいい。そして、イヤリングをかすめて「チリーン」と音を立てながら恋にときめく王女。本当センスいいっす。良い意味でニヤニヤしてしまうシーンでした。

アクションシーンもかなりレベルアップしてるように思います。基本的に作品の運びが神話をもとにしてる感があるのでCGとかの技術も現実離れしてるのは多いんですが、それでも素直にワクワクしちゃいます。というかセットの壮大さが凄すぎて、地味な法廷シーンとかも迫力があるんですよね。戴冠シーンとかも然り。何だ、あの熱狂。強制的に「バーフバリ、万歳!!!」ってなノリにさせられる力に溢れてる作品なんですよね。
だから余計なこと考えずに見て楽しめばそれで良し!こういう映画は久しぶりかも。『マッド・マックス』以来かもしれないな。それほどの究極の娯楽映画だと思います。
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