WOWOWシネマにて字幕版鑑賞。
良く練られた物語に感嘆。
最高に面白かった。
インド映画は余り得意ではないはずなのに長丁場141分に魅了されっ放し。
どことなく物語にウィリアム・シェイクスピア作品を彷彿させ、様式や造形や所作に気品と美しさを感じずにはいられない＝かなり好みな作風ということ。
冒頭でアマレンドラとカッタッパが旅に出ているエピソードが一番好きだ。
この2人のやり取りが漫才のようで可笑しかったから。
特にイノシシ狩りの場面は最高に笑えてお気に入り。
シヴドゥよりもアマレンドラの方が好きだな（声も素敵）。
デーヴァセーナも最高に格好良すぎて最強無敵の美しいカップル。
惜しむらくは後半の映像がCGすぎてアニメーションに思えてしまったところ（スクリーンで見れば違和感がないのかもしれないけれど）。
それと最後の幕引きが早く余韻に浸れなかったところ（エンドロールがないから余計にそう感じる）。
いや、それでも素晴らしい作品であることは間違いないのだけれど！
