ピッツア橋本

バーフバリ 王の凱旋のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.1
“大いなるミュージカルアクション映画、ここに完結(多分)”

前作“伝説誕生”を観てる前提のレビュー。

ざっくり構成をいうと前作エンディングの「何であの人があの人を殺しちゃったの!?」の答え合わせ、つまり先代バーフバリのお話から始まる。
それが1時間40分くらいかけて語られ、残り50分で現代バーフバリとあの王様の因縁バトルに突入!という流れになる。

前作で免疫がついてるからいいけど、始めのその1時間半で起こる出来事とキャラクター達の動機や発想の関連性が理解不能な箇所が多々ある。
そこを面白がって声に出し、ツッコミまくれるかどうかがこのシリーズを楽しむ最大のポイント。
そんな勘違いある?そんな理由でそこまでやれちゃう?てか、アンタ前作でそんな性格だったっけ?絶対いまそれやらない方が良かったよね、んん?
などなど北斗百裂拳の如く違和感をボコボコに突っ込んでいくのが楽しい。

いったい本作はどこまでインドの史実に忠実なのだろう。

後半のクライマックスバトルも、前作とはまた違った戦術、仕掛けがあって面白かった。

なんか80年代TVゲームや漫画を観ている気分になる。

もう一度前作の爆発力、バブリーを味わいたい方には間違いなく答えてくれる続編となっている。
ピッツア橋本

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