事実を言えば殺される...
実在の人物でアフリカ系アメリカ人初の最高裁判所判事にもなったサーグッド・マーシャル。
彼の若き弁護士時代を描いた作品。
『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンがマーシャルを演じております。
マーシャルのパートナーとなるサミュエル・フリードマン弁護士を演じるのは『スティーブ・ジョブズ(2013年)』で、アップル共同設立者のスティーブ・ウォズニアック役を演じたジョシュ・ギャッド。
その他にケイト・ハドソン、ダン・スティーヴンスが出演。
そしてジェームズ・クロムウェルが、非常に味のある演技で、フォスター判事を演じております。
作品としては、法廷ドラマかつ黒人と白人の弁護士コンビによるバディムービーです。
人種差別が原因で不当に告訴された人々を救いたいという思いで闘うマーシャル。
マーシャルの気合と、マーシャルを演じるチャドウィック・ボーズマンの目力がとにかくスゴイです。
そして嫌々マーシャルと組むこととなったフリードマン弁護士が、段々と変わっていくところが実話ベースなんだけど王道バディものって感じでした。
ラストの二人が電話で会話するシーンが良かったな。
裁判さえも正当に受けることができない差別社会。
自由を権利を得るために、どれだけの犠牲と努力があったのでしょうか…
先人たちが闘って得た自由を手放してはいけない。
自由になりたければ闘わなくてはならない。
「我々には武器がある。昔は持ってなかった武器がな。
法律だ。
そして、サムもいる。」
派手なシーンやどんでん返しは無いけど、見応えのある熱い法廷ドラマでした。
おまけ
チャドウィック・ボーズマンを筆頭に、ダン・スティーヴンスやチョイ役の友達など、出演者たちのスーツ姿がとにかくカッコイイです😆
スタイリッシュなスーツ姿も見どころですよ〜🤗
スーツフェチの方にもオススメですww😁