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Smiley Faceのsonozyのレビュー・感想・評価

Smiley Face(2007年製作の映画)
5.0
失業中の女優ジェーン・F(アンナ・ファリス)の、Stoned(マリファナでハイの状態)でヘロヘロなある1日のお話。

Roscoe Lee Browneといういい声の男性によるナレーション「ある人がどのようにしてA点からZ点までたどり着いたかの物語」と共に、黄色にZと書かれた観覧車のゴンドラに乗り、口半開きでハイ状態のジェーンが登場。
彼女の脳内でRoscoe Leeとしばし会話すると、ここどこ?私どうやってここに来たの!?
というオープニング。

場面はその日の午前中。
ノートPCのキーボードの「A」のアップから、一人ソファでマリファナやりながらPCゲームを楽しんでるジェーン。
冷蔵庫を開け、たくさん並んでる「Dr. Bjorns ROOT-BEER」をグビグビ飲む。
次に、ルームメイトのスティーヴが、SF(Sci-Fi)オタクの祭典用に用意したマリファナ入りカップケーキ14個が目に止まり、絶対に食べるな!というメモは無視して、全部一気に食べちゃう。
と、ここまでA(PCのキー)、B(Bjorns)、C(Sci-FiのC)と進みますが、この先はオープニングに登場する観覧車のZまで、かなりヤバいハイ状態になったジェーンのハチャメチャな一日が展開します。

●今日中に電気代を払わないと止められる
●11:30〜オーディションがある
●15:00にヴェニスビーチのHemp Festに行って売人に借金返す
●食べちゃったスティーヴのカップケーキ作る道具買う
●ATMで引き出す
・・と、一応やる事をリストには出来るものの、完全にイッちゃってるので、あれやこれやの爆笑ネタの連続。
なぜか、1848年マルクス&エンゲルスによる「共産党宣言」の原本?を預かってしまい・・・

最初から最後までマリファナ・ハイな演技のアンナ・ファリスが面白すぎる&キュートな”Smiley Face”が最高。一気にファンになりました。
Best Stoner(最優秀マリファナハイな人)賞授けたい。笑

エンディング♪ Keep on lovin’ you.(REO Speedwagon)もピッタリ。

サンタモニカピア(桟橋)の上にある小さな遊園地パシフィックパークの海が見える観覧車(Pacific Wheel)に乗ってみたい。
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