試写会にて、原作未読。
史上最高にかわいい菅田将暉、の意味がわかった気がした。現実味のない演出や衣装がそこまで違和感なく楽しめたのは、間違いなく彼の演技力があってこそだと思う。
原作の雫のセリフ「こんなにきれいな涙を見たことがなかった。」にあたるシーンの菅田くんの涙はほんっとうに透き通った曇りのないきれいな涙が一粒ずつ流れていて、こんなにも原作通りのことってある・・？と鳥肌が立った。本当に涙を操れるようになったよね。
キャスト全員なんとなくバランスが取れていて、いい意味で現実ぽくなく、少し漫画寄りで、それはそれで楽しめた。原作は13巻もあるので大筋はかいつまみだろうけど、未読だったし、たった10秒セリフなしのシーンもとても丁寧で、全体の切り貼り感はそこまで感じなかった。必要なシーンを必要なだけ、表情のみでいけるところはそうして、って、俳優部が上手だったからできたのかも。ラストシーンだけ「なんだよそれ！！笑」って思ったけど、キャストがラストシーンは何だあれって笑ってもらえたらと言っていたのであれでいいんだろう。
トモロヲさんと菅田くんのかけあいには笑った。間とか声色とかさすがだな～
公開したらもう一度観ようかな。とっても面白かった。
