【上半期鑑賞映画寸評：2017】
この作品、フォロワーさん誰も観てないんですね！ レビュー投稿してないだけかな？ TSUTAYAで準新作のうちでも数少ないジャケットを表に向けてあらすじも別途で貼り付けて小プッシュしていた作品だっただけに意外ですが、Filmarks的にも4番目でレビュー投稿する作品は個人的に初めてです！！
多分…(・ω・｀)
見事なまでにジャケット詐欺であり予告編詐欺でもある今作、常套パターンとしては「ジャケ詐欺、その上面白くない！」ですが、意外なことに今作はちょっと面白かった(*´∀｀*)
特に深入りせず、ストーリー展開にゆったりと身を任せれば、そこそこ楽しめ作品ではあります。
序盤に「絶対後から来るぞ…」というフリをかましておいて、実際には「何も来ない…」それどころか意外にも小さな枠組みの中で発覚し、小さな枠組みの中だけで発生する事件。ホラーと見せかけておいて、サスペンス！おまけにバイオレンス！というこの流れが稚拙ながら面白いほどによく働いていて、意外と楽しめるので、ビックリ‼️
話的には何も進まないし、何も解決しない、それどころか主人公の行動には多々苛々させられるし、同僚たちもクズ過ぎてウザい。だが主人公と同僚の関係性が不和から好転した直後に降りかかる災難。この手堅さが切なさを増幅させているおかげで面白くなっていると言っても過言ではない。
断片的ストーリーの作品であり、敢えてこの手の作品では珍しいタイプの音楽を使っているのが新鮮で面白い。前半のテンポの悪さは否めないが、そこを越えれば多少の意外性と面白さが迫ってくることは間違いないので、あとはガチで観るというより、深夜テンションぐらいの軽い感じで観る心の余裕さえあれば完璧👍
【p.s.】
今月で2017年上半期も終わりを迎えるので、その前に投稿できていない1〜6月の鑑賞作品を寸評で投稿しています。
40〜50作品ほどありますので、いつもとは違い極々短いレビューで投稿しますが、暇があれば付け加える予定です。
よって、いつもの【映画情報】等もカットさせていただきます。
＊詳しくは2017年6月8日に投稿している《『イップ・マン 葉問』評》内の【p.s.】後半部分をご参照下さい。
