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リバー・オブ・グラスのsnatchのレビュー・感想・評価

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)
3.5
私もこの映画ジャケットに心奪われて、あと蓮實重彦センセの新書本にケリー・ラーカイトは本能的に被写体を正しい距離から撮っている。演出が出来る監督とあったので、どういうことか感じてみたいと思い…

殺伐とした空気に近い乾いた日常の断片を他にはないと思うフレームで切り取っていく。計算されつくしているのではなくて素のままで映画的🎥
高速道路が背景のショットが好き

男女の逃避行かと思っているとそうじゃない
知らない俳優
知らない場所
私の知っているアメリカ映画じゃない

この地でこの生き方しか知らない彼女のモノローグが跡を引く
閉塞感、希望の無さ、違う自分へ
男がいると足手まといになる
なんか桐野夏生さんの小説「OUT」の境界線を踏み越える女もよぎった

飛んだ!
しかししかし私には、あのラストの爽快感が思いきり味わえなかった。だって子どもたちが…そこはスルーする所と分かっておりますが…😥それを含め、この映画は変わっている、全部外してくる😳
もやんと落ち着かないまま、次の作品に突入☞☞☞☞☞横浜シネマリンの休憩時間は短すぎるぞ😓
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