独特の空気感を持つ人たちがそこにいるからそれだけで夢。どうして繋がってんだろっていうくらいの脆さを醸し出しながら、これがなかなか太くて強い。低空飛行だけどそれを意に介してない感じがまた良い。
4人の…
目の前に高層ビルの立ち並ぶ都会があって、その道路を挟んだ向かいの町。まるでスラムみたいな小汚い町の、小さな居酒屋に1人の女と3人の男。飲みに行った帰り道をみんなで迎えに行ったり、屋上でみんなでお酒飲…
>>続きを読む酒場の曇りガラスやビニールハウスの霞の誘惑……。夢のなかでだけ何度も出てくるけれど実際には一度も行ったことがない、現実にあるのかもわからない場所を歩いているみたい。
占い師の兄ちゃん、あの格好にNB…
"映画の1シーンみたい"
スローペースで退屈になるか、インディペンデント感が好きになるか、どちらかの映画だと思う。
コメディ寸劇と詩的シーンの連続で、
その突拍子のなさが誰かの夢の様。
何か…
みんなぎりぎりのところで踏み止まっていて、それでいてキリキリしてないでチャーミングで、疎外されながらも、辛うじて居場所があって、言葉はきついけど、思いやりがある。ともすれば切れてしまいそうな細い糸で…
>>続きを読む3人の男と1人の女を惹きつけつつも、寄せ付けないような、舞踊のような人間関係が、とても魅力的に思えた。
想像以上に笑えた。会話がとても印象的だった。
一つのショットの中に起承転結がみえた。
時…
このレビューはネタバレを含みます
脱北者、チンピラ、てんかん持ちの無職の男の 3人が、父親の介護をしながら戦後の日本でよく見られたような闇市的な居酒屋を営む美しい女性たちと交流する姿を描いた映画。『春の夢』というタイトルどおり、場面…
>>続きを読む『慶州』はみたいみたいと思いながらずっとタイミングを逃していて、本作の存在は知らなかった。
てっきり『慶州』より前の映画なのかと思ったら後の映画だったのか。
アバンタイトル長い映画に弱いんだよなー…
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