母から受け継いだ小さな本屋を経営する女性は、会ったことのないメル友に密かに恋心を抱いていた。だが、その相手は自分の店を存続の危機に追い込んだ大型書店の御曹司だった。
また合わない映画に出会ってしまった。
ピュアな中年が、おもんないメールのやりとりで盛り上がってるのをキュン、可愛い、ロマンチックとも思えず、普通に白けた。あと、女側の敵意が強すぎだし、頑固すぎるところがダルくて勘弁だった。
基本的にハッピーなラブコメだから、細かいところの作りは甘い。実はそれぞれに恋人がいたのだが、その別れ方がとてつもなく雑。特に女側の別れ方は狂気。
あと、訳の分からない話をしてくる人間も多め。不発の大喜利。
良かったところといえば、クリスマスの街並みや児童書コーナーの雰囲気が可愛かったところ、そしてトム・ハンクスの遊び心ある演技。