あなたの人生に安らぎはありますか?
ジェイク・ギレンホール様を訪ねてPart5
今回のジェイク様はおまけ。主役は殺し屋ブラザーズ。
この兄弟の名前が"シスターズ"の時点で、この作品のセンスに乾杯。
そして、4人の実力派が奏でるカルテットは贅沢の極みに尽きる。
物語は、シスターズ兄弟とモリスと追われる者を通じて、それぞれの人生観が紡がれている。
それを割と軽妙に程よいボリューム感で描かれていた所に好感が持てる。
贅沢なキャスティングに、もっと深く登場人物を観たいという感情も湧いてくるのも正直な気持ちではあるが。
永い人生を考えると、自分の"夢"や"将来"に不安や希望を抱くタイミングが多々ある。
その時に自分が何を欲しているのか。
それが自分の心にはっきりくっきり描かれている時もあれば、霧に包まれていることもある。
出会いにより、それが鮮明に洗練されることも。
"理想"や"野望"を追うことは刺激的で活力に溢れる。
けど、そればかりでも心が疲弊してしまう。
そんな時に、心を癒やしてくれるのが笑い合える"時間"と"繋り"。
生きる上で大切なものが多くなり過ぎると、荷物が重すぎて歩けなくなってまう。
大切なものがなければ、虚無感に駆られて歩く気力が湧かんくなってまう。
歩み続けるには"安らぎ"が必要。
それらを4者4様の生き方で語りかけてくれていた様に感じる。
"35歳の俺の人生は、まるで弾切れの銃だ"
by ジョン·モリス
cast(役者·キャラ) 5
story(物語) 4
architecture(構成) 4.5
Picture(映像) 4
acoustic (音) 4
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