原題は「SISTERS BROTHERS」。
オフビートな割に夜間銃撃戦は過去例のないリアルさというか何が起きてるか分からないという思い切った見せ方をしている。これ、一貫してるんですよね。
取り止めがあるようなないようなエピソードが重ねられて起きるある出来事。さすがホアキン・フェニックス。そういう事やらかしそうなキャラクター演じると本当にうまい。そしてそれを助けて回る兄がいい。
最後のシーンが全てを許すタイプの作品だと思う。
追記。提督と訳されていたのはCommodore。通常は艦長の階級で小艦隊司令官になる場合につく臨時の役職名なので指揮官ぐらいの方がいいかも。少なくとも提督と呼ばれる事はない人ですから。