たにたに

ゴールデン・リバーのたにたにのネタバレレビュー・内容・結末

ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

【結局兄貴が一番強くて偉大】

ゴールドラッシュの時代、

殺し屋として名を馳せるシスターズ兄弟。

穏やかな性格で殺し屋を辞めたい兄貴イーライと、殺すことに躊躇ない弟チャーリー。

提督から盗みを働いたというハーマンを始末するよう依頼される。

先に調査員としてハーマンと合流していたジョンは、いく先々に置き手紙をし、シスターズ兄弟との合流を手助けするも、
ハーマンは盗みを働いてはおらず、むしろ金を採掘する際の化学薬品を提督が狙っていることを知り、ジョンとハーマンは手を組む。
合流したシスターズ兄弟もその事実を知り、なかなか帰ってこないシスターズ兄弟に提督が出した追っ手との乱戦が起こる。

振り切り、金が取れるという川へ到着した彼らは薬品で見事キラキラと輝く金を発見するも…。





西部劇にある男臭さみたいなものは、
役者からひしひしと伝わってきた。
ホアキンフェニックスはジョーカー以外見たことないのだが、
とんでもなく渋カッコよくファンになってしまった。


シスターズ兄弟の兄イーライは、穏やかに生きていたいタイプで、ほんとは殺しなんてしたくないなんて口にするも、弟思いで身を決して仲間を守る姿は勇敢。

4人がたき火を囲むシーンや、
歯磨きをしながら目を交わすシーン、
川で泳ぐシーン。
実家に帰ってベッドに寝転ぶ。など、
おっさんたちの青春を感じる小ネタや映像美が際立っていた。



ただ、今一つサスペンスとしては物足りない。
ヘイトフル・エイトのような騙し合いが見たかったかなぁと。


結局ドタバタ劇というか、金に目が眩んだ人間が自爆するというオチ。
カッコ悪いです笑
たにたに

たにたに