能戸淳

極道天下布武の能戸淳のレビュー・感想・評価

極道天下布武(2017年製作の映画)
5.0
この作品はヤバイ、というか、とてもおもしろい。!

ストーリーはまさに1500年代中盤の戦国時代そのもの(ってか描かれているのは現代なんだけど)。
全国のヤクザ社会を束ねていた京都の室八連合会(これはモチロン室町幕府!作品では出演者は戦国大名と漢字一字違いの名前になっている)の治世は終焉して、全国各地で下克上の機運が高まった。
そんな中で、周囲を強力なヤクザ組織に囲まれる尾張。
そのなかで武闘派の信長(小沢アニキ!)は、父の組長(西岡徳馬さん!)のもとで、悶々とした日々を送っていたが、小組織が乱立する尾張のヤクザ社会を変える行動を起こし始めて・・・って感じ。

とにかく、小沢アニキをはじめ、オールイン・エンタテインメントの大物俳優が総出演という様相で、その方々が織田信長が活躍した時代の戦国大名さながらの言動をするのが堪らなく面白い!

任侠作品ファンのみならず、戦国時代好きな歴史ファン(僕はどっちも!)も楽しめるこの作品、第2幕も必ず観る!
能戸淳

能戸淳