これは実話だという事で星の評価はなしで。
全編を通し緊張感がありテンポ良く進む。
なぜ、あの加害者達はテロをしたのか気になるところはあるにしても今の人類の背景があり(SNS?なども含め)ビシビシと伝わる負の連鎖というキーワード、空気感。
正義とは何か、移民や人種等のあらゆる問題を映し出しているが、本意は元々ヒロインが犯罪者だった事ではないかと思う、この「だったから」という概念は正義ではないという事、単なる差別でしかない。
本当の正義というのは「負の連鎖を止めること」というメッセージ。
そして最後を〆るのは、寄り添う希望のようなまた海の優しい波のゆらぎのようなゆりかごのような主題歌、これが救いがあり個人的にもとても良かった。
なんとなく「灼熱の魂」と似ている気がした。
星の評価は実話ベースなのでなしですが、私は今この映画が見れて良かったと思うカティヤと自分が重なった。