まさなつ

女は二度決断するのまさなつのレビュー・感想・評価

女は二度決断する(2017年製作の映画)
4.1
ずっと観たかったのに機会がなく、ようやく、、^_^

心を乱される!

観ている間中、心が乱れ息苦しくなり頭を抱える、、(^_^;)

大切な人を突然失ったら、どうすればいいのだろう?
悲しみに打ちひしがられるか、怒りに狂うか、、そのどちらもが交互に襲い正常ではいられないと思う。

そんな心持ちの時に、被告の弁護人の容赦ない攻撃や、身内である義母の一言はあまりにキツイ。どうしたって病みそう。

そんな境遇の中でも、自ら考え行動するカティヤは凄いと思う。彼女を演じるダイアン・クルーガーの魅力も相まって、この映画が説得力を持って迫ってきます。


以下ネタバレを含みますのでご注意下さい。






無罪と無実。

ええ、、、違うのか!って、思わず叫びそうになりました。冤罪のことがあるから単純には言えないけど、疑わしきは罰せず、、は権力に対する保護では有効な場合もあるけど、この映画のケースでは法律の誤用だと思う。絶対に遺族は納得いかない。憎しみの連鎖は、どこかで断ち切らないと、、とは思うけど、あの加害者の態度や弁護士のやり方は、被害者遺族に対して悪意に満ちている。彼女の最後の選択は応援せずにはいられないと思いました😢心は乱れたままだけど、、。
まさなつ

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