女は二度決断するの作品情報・感想・評価・動画配信

「女は二度決断する」に投稿された感想・評価

qudan

qudanの感想・評価

4.5
主人公を始めとした人間描写が丁寧かつ生っぽくリアリティがあって良かった。カメラワークもぐるっと回り込む動きを多用して臨場感があり計算された画作り。

序盤の爆発事件 → 家族関係の描写 → 法廷モノ → 犯人を追跡する復讐劇(サスペンス) と色を変えつつ飽きさせない構成。
そこに主人公の怒りと悲しみ、心のゆらぎと強さが一本の芯を通している。

原題と離れた邦題だが、このタイトルを付けた人の気持も分かる気がする。
August

Augustの感想・評価

3.8
揺さぶってきますね。

法の限界、社会の不寛容さを知り、彼女が実行しようとしていることはされたことと同じである、というジレンマに立たされている。
その葛藤のなかで、もがきながら立ち上がり、決断する姿をダイアン・クルーガーさんが見事に演じていた。
正義とは復讐とはなんなのかをドンと突きつけられた。
法廷のシーンも緊迫感があって良き。
まめの

まめのの感想・評価

4.0
夫と息子が爆発事件に巻き込まれ死亡し、残された妻の話。

ユダヤ差別を描いた映画はどれも胸糞悪いけど、今回は特に胸糞悪かった…
AM

AMの感想・評価

3.0
二度どころでなく大きな決断を沢山していました。
生ける人間の強さを啓示。
いささか堪える。

邦題はある意味でこの作品の肝を突いているが、あからさまとも思う。
原題が好き。英語題は、意訳すると「藪の中」でよいのかね?
DAI

DAIの感想・評価

3.7
『そして、私たちは愛に帰る』などのファティ・アキン監督と『戦場のアリア』などのダイアン・クルーガーが組んだ人間ドラマ。突然愛する夫と息子を失った主人公の苦難の日々を映し出す。『顔のないヒトラーたち』などのヨハネス・クリシュや『白いリボン』などのウルリッヒ・トゥクールらが共演。ダイアンは本作で、第70回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した。

これは本当にやるせない。
服役中の男と結婚して、出所後更生もして、子供も授かる。
幸せの絶頂に起きた悲劇。
何もしてないのに、人種的な差別だけで命を奪う。
こんな理不尽な事はないし、とてつもない絶望に落とされる主人公。
なんとなく義理の親とも上手くいってないし、
自身の両親ともギクシャクはしている。
拠り所もなく追い詰められていく。

中盤の裁判のシーンでは本当に犯人とその弁護士にいらいらする。
まぁ犯罪者にも人権はあるのでしょうがないけど、
だとしても被害者の気持ちを全く考えない言動に観客のイライラもマックス!
そしてクライマックスへと進むのだけど、
物議を醸し出しそうな行動、果たしてこれが最善だったのか?
そればかりは結局当事者にしか分からないし、
そこまで感情移入するのは傍観者の我々には難しい。

政治的な問題と個人的な問題を絡めた、深い映画だったと思う。
hiroki0822

hiroki0822の感想・評価

3.0
タイトルが気になって鑑賞。

ただただ悲しい…訳でもない?映画でした。

偏った思想で他人に迷惑をかける変な夫婦。家族を不本意になくした息子の嫁に痛々しい言葉を投げつける義理の親。
そして考え抜いた結果、眼には眼をで自爆リベンジする主人公。

この世は終わりなき修羅道なのでしょうか。
脇腹の侍は修羅の化身として描かれていたのか?それとも武士道の真髄、大和の為の成敗か?

全然違う映画だけどオアシスを見て以来の悲壮感と歯痒い感情が残りました。

嫌いじゃないです。
 トルコ系ドイツ人監督ファティ・アキンの緻密で整理された秀作だった。短い時間のなかで、光る技巧を巧みに駆使して描き出す「正義」と「悪」の物語は、朝一番に鑑賞した僕を強く考える淵へといざなった。翌日に観た「ソウル・キッチン」もそうなんだが、ファティ・アキンはたぶん根本的に他人を誰も信じていないのだと思う。きっとその考えが両作品の根底には流れていて、観るものを揺さぶってくる。本作でいうと、弁護士の価値とはなにか、「正義」の意味とはなにか、そして最後、監督は主人公自身が、自身にとっての「正義」の執行人となる結末を選択した。そこには「正義」と「悪」そして「暴力」を超越した「愛」のみが存在する形として。
 この作品で僕が好きだったのは、この終わり方だった。多くの場合、こういった「復讐するか否か」的な物語では、「残虐に復讐する」という快楽的な結末か、「司法に委ねる(不正義に屈する)」あるいは「復讐など無意味と気づく」という哲人的な結末に終わることが多いように思えるからだ。この作品は、そのどちらもの嘘を暴きだし、主人公の「愛」に従って、主人公もともに死ぬことで、復讐を完遂させている。それは、ある意味で愛するモノの下に旅立ちたいという主人公の究極的な願いであるとともに、それこそが主人公の「復讐」足りうる唯一の形として描かれる。
 ファティ・アキンはこの作品について、「対話によって人は変わりうる」と“理解した”と語ったらしい。しかし、この作品中、人は対話によっては変わらない。弁護士と主人公の対話もしかり、あるいは対話を逃がすという形で主人公と犯人の父、犯人と犯人の父はすれ違う。そこにあったかもしれない「対話の変化」は、そもそも「対話など不可能だ」ということで終始する。その通りだと思う。よく二時間サスペンスの最後、「対話」で説得するシーンがあるが、あれはありえない。説得されることもありえなけれど、説得の構造がそもそも成り立たないのではないか。長年抱いていたモヤモヤに答えてくれる作品に出会えたような気分だった。
Funazo

Funazoの感想・評価

2.2
ドイツの移民問題やネオナチといった思想などが絡んでくる社会派サスペンス。がっつりタトゥーを入れた主人公のカティヤの復讐がひたすら重い。意味ありげなタイトルだったので、ラストに期待していたが特に響かなかった。
maroni

maroniの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

2度目の決断は悲し過ぎる。
>|

あなたにおすすめの記事