ナガセ

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴーのナガセのレビュー・感想・評価

3.4
2018.9.6

観る事はないだろうなと思っていたが、友だちに誘われ劇場へ。「まあ、いいか」ぐらいの気分だったはずなのに、普段食べないポップコーンを何故か買ってしまう。結局沢山残る。
それほど、噛り付いて観ていたのだ。

女性ファーストの世界。男からしたこの不条理に「マンマ・ミーア!!」と叫びたくなるが、この不条理は今後も変わる事はないだろう。女性からしたら、不条理ではないので、そんな事を思う野郎たちに「マンマ・ミーア!!」と叫ぶ。男は自身が単純な生き物と理解しているから、言い返せない。この作品はある意味、男女関係の縮図のようだ。

セリフも言ってしまえば“歌”だと思う。言葉も口に出せば、声の大きさだったりニュアンスで、伝えたい気持ちが変わってくる。
「マンマ・ミーア!」はどうしようもない男を嘆く歌ではあるが、そんな男ばかりだが「それでも、恋はしたい‼︎」という歌でもある。それは爽快なメロディーだったり弾むようなテンポが作用しているからだ。

だからこそ、ミュージカルが苦手な人も、セリフ含めて全部が“歌”だと思って観れば、感じ方も変わってくるのではないだろうか。ポップコーンを全然食べなかった友だちには今作のサントラを誕生日プレゼントとして是非、あげたいと思う。

第1作を観ていなくても、十分楽しめました。ただ、ミュージカル映画にありがちなキャラクターたちのストーリー過多。ソフィのgrandmaの話の時には正直、お腹いっぱい。エンディングの為には必要な要素だったのかもしれないが、ドナに何もしてあげられなかったくせに、急に出てきただけでも違和感大だった。良くなかったのはそれぐらいで、最初から最後までステキな歌ばかりだったので、良作でした。