カオス！ヴェノムのオギャりをあやしながら"最悪"体験を秒で更新していく！課される極限無茶ぶり芸にすべてを超えたクライマックスの映像暴力と全編トムハのハンサムを浴びすぎてアドレナリンじゃなくてシンビオート出てきたわ…たくさん食べて大きくおなり…
トムハがここまでコメディー路線で来るとは思わなくてとても驚いた。一人芝居が本当に上手だ。そしてキュートだ。1カメ2カメ3カメ360度からハンサムトムハを投入し秒ごとにヘイパス！ヘイパス！してくるので、え？かっこよくない！？え！？待ってかっこいい！すごい！素敵！かっこいい！犬！セクシー！かわいい！とパスを全部頭で受け止めたせいでおかしくなった。やめろよ好きになっちゃうだろ！と人が足掻くとき、それはもはや手遅れを意味する。見たかこれが人間が堕ちる瞬間だ。完全にトムハの女にされた。お前もこうなる。
ヴェノムがやらかす度に「最悪だ…」と頭を抱え次第にパワーアップしていく無理難題に「最悪だよ！！」とテンションの崖を登り、頂上で「最悪！！！！だぜ！！！！お前もそう思うよなぁヴェノム！！！！？？？？」と高と悦に転じたドラッグみたいな映画だった。暴力という快楽は簡単に人を溺れさせてしまうんだな。なんて恐ろしいんだ。そして愛とは…そう愛とは相互理解なのだとも教えくれた。これは愛の物語でもあった。トムハことエディとヴェノムの愛の物語なのだ。濃密なロマンスだった。私も何を言ってるのかわからない。一体何を見せられたんだ。
日本語吹替え版での試写会でしたが、みんなとても上手だったし、諏訪部さんのトムハ、やつれ感とお笑い感にあってました。まだ本家字幕版は見ていませんが、舞台挨拶で諏訪部さんが今回のトムハはコメディー調が強く声が高めだったのでこちらもそれに合わせたとおっしゃっていました。主題歌のUVERworldもアメコミ映画っぽくかっこよくて良かったと思います。本家のエミネムverも流れます！そっちもやはりかっこいい！自信をもって吹替え良かったよ！と言えます（そういえば中村獅童さんも中川翔子さんも芸能人吹替えのことかなり謙遜し気になさってた…あんまり世間が攻撃的になるのはよくないなぁと思った）
