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ヴェノムのmoimoiのネタバレレビュー・内容・結末

ヴェノム(2018年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

町山智浩さんのおっしゃる通り、「ど根性ガエル」。
予告編ではバイオレンスアクションホラーという印象だったが、本編はドタバタコメディのバディムービーのように感じた。

説明不足というより決定的な穴ではないか…?と引っかかる部分がいくつかあったが、エディとヴェノムの漫才のような掛け合いとスピード感で魅せていたと思う。

リズ・アーメッドの眼の演技がイイ。
優しさと高い志を持ちながらも目的と手段を選ばない「善意の求道者」として存在していた。
ミシェル・ウィリアムズの可愛らしさと強さも最高。

ヴェノムとエディが共生し続けるために、食べでも良い人間を選別するという結末を肯定して良いものかどうか、疑念は残った。
ヴェノムそのものは捕食者でありまごう事なきヴィランなので仕方がないと言えばないが、エディの倫理観を問いたくはなる。
ジャーナリストとしての活動の中でビジランテの必要性を感じていたのだろうか…。
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