ちょうどいいくらいに嘘くさいというか、多分MCUがやってたらもっと現実の問題とかを盛り込んでシリアスになってたような気がする。そこを宇宙からの生命体とか宇宙船とか悪い科学者とかいい感じのバカっぽさでやってくれて、飽和状態のアメコミ映画の中でキラッと、いやヌメッと存在感を出してたんじゃないですか？
でもこの映画、予告でやってるイメージより、エディのダメダメさ加減とヴェノムの強引さがいい感じに2人のバディムービーになってて、終盤はほんとヴェノムお前可愛いやつやな！ってなること間違いなしです。エディはトム・ハーディ史上1番情けない役じゃないかな？ヒャーー！とかno no noとか言いまくってる。
ただヴェノムがエディと決定的に味方になるところが結構適当というか、説明台詞だけで終わらせてしまってるのが残念で、もっとヴェノムの行動原理とか信念とかそういうのがあって、それに伴うエディの行動があって決定的になる。っていうのがないと、なんか勝手に心通わせただけっていう印象だったのでそこだけ気になったかなあ。
あとおまけ映像がなんかやたら気合入ってるんでヤル気まんまんじゃん。SONY。
