ラテ岡

ヴェノムのラテ岡のレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.8
誰がなんと言おうとこれはバディムービー

マジに楽しみにしてたから予告を一回見た程度で事前情報を全てシャットダウンしてたのだけど、正解だった、正解だったわ。
予告じゃ、シンビオートという未知の生命体に身体を奪われたエディは力と内なる憎悪に蝕まれ、日に日に自分が何者なのか分からなくなるパニックホラー感があってmarvelらしくない映画だなァ、大丈夫かなぁとお母さん心配してたのだけど、良い裏切りを受けた。

全くホラーテイストなんてどこ吹く風。
ヘタレトムハーディーとその相棒、腹ペコヴェノムの痛快アクションエンターテイメントだった。
原作とは大きく設定が違い
ヴィランではなくダークヒーローとして描かれていて、エディ自身も善良な市民だしヴェノムも凶悪性はなくあくまでも共存を目的としているのが個人的にはとても嬉しい誤算だった。
だからこそ人間食べたいヴェノムと、悪い人だけにしなさいっていう不思議な関係が生まれた訳で
いや、もうこれルックスが凶悪なプーさんじゃんか。
いや、プーさん見てないし知らんけど。
しかし、製作者達は日本の文化をちゃんと理解してるのか?
こんな設定生み出したら腐女子の餌食になるに決まってるだろ、あいつら消ゴムと鉛筆でも恋愛関係に持っていくやつらだぞ、ありがてぇ、もっとやってくれ。カマン、ヴェノエディ。

全体的には満足に満足だけどもストーリーが雑なのは否めなかった。
動機付けや低速気味な序盤、いらないシーンが多かったな
まぁでもあくまでアメコミ映画なんだからストーリーだとか展開を求めるのはナンセンスだよね。

あと、本当なら3.5の評価なんだけどレディヴェノムがもう意味わからんエッチすぎて、俺の新しい世界が開拓されたから3.8にします。
あのシーンだけでも1919回は見れる。
ラテ岡

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