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ヴェノムのScreen7のレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.7
"残虐"や"最悪"ってキャッチコピー、2mもある体と全部が牙みたいな歯を持ってるから構えてたけど、グロい描写なかったし、残虐さは控えめ。食いしん坊でエディのことを気に入っていて、可愛いって言われちゃうのも分かる笑 だけど絶対に寄生はされたくない!
ああいう人体実験とか謎に包まれた実験所とか嫌な香りがプンプンしますよね…シンビオートが1体じゃないのがますます厄介。
正義感が強いが故に、怪しげなライフ財団に巻き込まれて職も手放し恋人も離れてしまい…で主人公に同情しまくりな展開。
共生生物のシンビオートに寄生されてからは、意思とは関係なしに止まらない暴食、幻聴のようにヴェノム の声が聞こえ、すっごい暴れ回って半ヴェノム化。
バイクチェイスが迫力満点でかっこいい!夜のサンフランシスコの美しい街並みをハイスピードで駆け巡るのは気分上がる!ずっと銃弾の音がして、劇中のキャラと同様に追いかけられている気分になって、アクション映画にしか感じられないスリルを味わえます。

寄生を受け入れられなくて最初はオロオロしていたエディだけど、後半はヴェノムの状態を使いこなして、ダークヒーローとして大活躍。"I am Venom"じゃなくて"We are Venom"ですもんね。スパイダーマン3のときはひたすら悪役にしか見えなかったから、ヴェノム の新しい一面を見られて良かった!今後の活躍も楽しみ!
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