hajime363

ヴェノムのhajime363のネタバレレビュー・内容・結末

ヴェノム(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

大満足。

英才教育の甲斐あって、ドラゴンボールよりはヴェノムに夢中な子供だった私には夢のような映画。
つまり、ファンムービーとしては最高!だけど、ヴェノム知らない人が観たらピンと来ないのかも…というざっくりまとめ。

まず、アバンタイトル。ジャンル映画っぽい始まりだけど、いきなりシンビオートのルックを見せたり、すぐにアクションシーンが入ったりで、ぐっと引き寄せられる。
(普通のジャンル映画だったらシンビオートが出てくるまで時間使うけど、“知ってる前提”で展開する)

そして、タイトル“VENOM”ドーン!( ☆∀☆)
タイトルの見せ方にも、映画に一貫するアメコミとしてのポップカルチャー感と実写シンビオートの不気味さ、ホラー感のバランスが感じられた。

場面変わって、トムハーディの枕投げ。この辺の流れもめっちゃ好印象。
個人的にシークレットオリジンを描く際に大事だと思うのは“普遍的”な“街の住人”であること、だと思ってます。
(普通に同じ町に住んでる人間が人知れず…というのが肝心かと!)
その意味で恋人、仕事、住まい(+街全体の引きの画)を上手く見せるのは効果的だったと感じます。

全体として、8割シークレットオリジン(いかにしてヴェノムが誕生したか)です。丁寧です。
本当に最後の戦闘シーンだけヴェノムとして確立したキャラクターが描かれます。
あ、ヴェノムの地球残留を決めるプロセスは雑だと思います笑
(境遇への共感+共生することでエディの干渉を受けたという脳内補完で自分を納得させました)

あと、音楽の使い方も好きです!
劇中はハードロック?的な印象(詳しくないから、ただの所感です)
エンドロールもかっこよすぎ、長いけど

ヴェノムが好きな人が作ったのかな
一貫してヴェノムっぽさがあったなー
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