NAOYA

ヴェノムのNAOYAのレビュー・感想・評価

ヴェノム(2018年製作の映画)
4.0
『俺たちはヴェノムだ』

今作の好きな所は・・・
主人公のエディと意外と良いやつのヴェノムのやり取り‼️と、
ヴェノム化も活かしたバイクチェイス‼️

・ストーリー
ジャーナリストのエディ・ブロックは、ライフ財団が人体実験を行っており、死者が出ているという噂を聞きつける。正義感にかられ、真相を突き止めようと調査を始めた彼は被験者と接触したために、地球外生命体のシンビオートに寄生される…


スパイダーマンの悪役であるヴェノムを主役にした作品。
さらに、SUMC(Sony’s Universe of Marvel Characters)の第一弾です!
SUMCはソニーによるMarvel(スパイダーマン)のキャラクターによるユニバース映画ってことですかね。


公開前は“悪”や“残虐”などを強調してましたが、いざ観てみると全然“悪”じゃないヴェノム(笑)
しっかりヒーロー映画になってました。
悪っぽいのは人を食べちゃうことぐらい。まぁ、それも悪人だけです。

主人公のエディ・ブロックも良い人。
「スパイダーマン3」のエディ・ブロックはなかなか嫌な奴でしたが、今作は全然そんなことありません。
仕事のために彼女を利用してしまうことはありますが、正義感のある人です。
演じたトム・ハーディも良かった!
正直、今作はトム・ハーディの存在感や演技力のおかげで成功しているとも言えると思います。
これトム・ハーディじゃなかったらって考えると……。


このトム・ハーディ演じるエディとヴェノムのやり取りも最高でした!

ヴェノム「何やってる?」
エディ「手あげてる」
ヴェノム「カッコ悪い!」
とか、
エディ(ビルを眺める)
ヴェノム「登りたいのか?なら、そう言えよ」
とか、
エディ「マスク!」
ヴェノム「了解!」
とかね。

ただ、どうしてヴェノムがエディや地球を気に入ったのか?という点をもっと丁寧に描いてほしかった気もします。

あと、寄生されると心臓が臓器が弱るって設定もあやふやだったような…。


アクションシーンは中盤の部分的にヴェノム化して敵を倒してからのバイクチェイスが好き!

特にバイクチェイスは、エディは部分的にヴェノム化して超人的なバイクの運転をするうえに、敵側もドローンで爆撃攻撃をしたりと迫力あるシーンになってました!

それ以降の全身ヴェノム化してのアクションシーンは、ヴェノムの超人的パワーが炸裂してます。
全身ヴェノム化の見た目はインパクト大!

終盤はヴェノムに相応しい敵が出てきます!
迫力もあり、凄いぐちゃぐちゃになってる部分もあります。
1つ言いたいことがありますが、ネタバレなのでコメント欄にて…。


なかなか面白くて、SUMCの第一弾は成功と言えるのではないでしょうか!
続編も楽しみです。


最後に、2018年11月12日にスタン・リーがお亡くなりになられました。
いつものカメオ出演シーンなら「お!出てきた!」となるのですが、今作は切なく感じてしまいました。
カメオ出演シーンはまだまだ元気そうなのに…。
彼のおかげで多くのヒーロー映画に出会うことができました。感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
NAOYA

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